華氏911を見て

まぁ、「5月病の会」の報告は古くなったかな〜 ということで。

去年?公開されたこの映画(確か、アメリカ大統領選に向けてだったかと思うが…)を今見ても時事的では無かったので、ちょっと残念。
ただ、この映画を見て思った事は、

1.アメリカでの言論というのはこんなにまで制限されているのか と言うこと。
そりゃあ、もちろん日本とは人種構成も違うし、歴史も違っている訳だから「当たり前だ」とこっちが思っていても向こうでは全然当たり前ではないと思う事があって当然であると言うことだ。

 でも、M・ムーアが今回のような映画を制作して「全米の世論が二分」したと言うのもなんとなく分かるような気がするが、(
前半の方のテーマである「ブッシュ家とビンラディンとのつながり」に関しては突然聞いても論理飛躍があるように受けられるし(まぁ、ここのblogで書かれている内容ほどの論理飛躍ではないが…))、後半の部分に関して言うならば当然の事のようであった(戦死した息子を持つ母親の話など)。戦争をすれば戦死者は出るわけであるから、それに対して目を向けていなかったアメリカ国民がどれだけいた事か(映画では「マスコミがこのような話を一切流さなかった」と言っているがその所為だろうか)… それでもアメリカ国民はブッシュを選出している。 ムーアの考えとは違うだろうが、僕にとっては「メディアの情報操作」が今の日本以上に行われているアメリカの実態を垣間見たような気がした。



2.この映画を鵜呑みしている奴がいるならそれもメディアの情報操作に乗せられていると言うこと。
確かに、これはムーアの考えかもしれないけれども、故意に編集をしているなぁ〜 と考えさせられた部分が何カ所かあるなと見受けられました。
以前、私が小学校高学年の担任に思想的に濃い人に受け持たれたのですが、その影響を受けて訳もなく「君○代が嫌いだ」と言い出している奴がいます。 小学生の時に思想的な教育をする方もする方ですが、影響を受けた方もどうしようも無い奴だと僕は今でも思っています。
今回のこの映画もこのようなカンジが見受けられました。 なんつうか、「無防備に全部この話を本当だと思いこんでいる奴がいるとするなら、見ないでそのまま生活していた方がマシだったのに…」というカンジです。





以上、僕の意見でした。
なお、僕はアメリカに行った事も無いので、現状がどうなっているか分からないので、あくまでこの文章には思いこみが多いかと思いますが、ご了承下さい。

まぁ、また英語の勉強をしないといけないわけで… 「華氏911を見てアメリカが嫌いになり、だから英語は嫌いだ」と言う言い訳はまだするつもりはありません。

ちなみに、M・ムーアは高卒だそうです。 自分も高s(Ry