「将来偉くなる人を選ぶ試験」

将来偉くなる人を選ぶ試験、といっても果たしてその人たちが本当に偉いのかは甚だ疑問であるが、まぁ終身身分保障がある、最近やけに安い寮で世間(特にワイドショーから)から批判を受けている職業の試験監督のパシリをやってきました。 まぁ、景気が上向いているんで志願者倍率も下がったらしいですが、そんなことは僕には関係ありません。 マークエラーを見つけるのに必死でしたさ。

そうそう、たまに来る仕事以外は何をしていてもイイ との事なので、図書館から借りてきた、以下の本を読破。

松下政経塾とは何か (新潮新書)
松下政経塾とは何か 新潮新書
出井 康博 (著)

以下、僕の感想(&新しく僕が知ったこと)。 興味のない人にはないと思うので、とばし読みで結構です。
民主党に何故か多い、この連中は果たして何を目的としているのか(バク然としか保守系の集団だとしか知らなかった)を知りたかったのだが、それほど載っていない(或いは僕が読み飛ばした)ため残念。 ただ、民主党になぜ政経塾出身者が多いのかは何となく理解。 彼らの目的は自民党に代わる役割として国政政治に進出したかったのだが、社民党共産党などとはイデオロギーは合わない。 そこで、「弾丸が不足して困っている」民主党とのバーターを組みたかったらしい。
 あとは、横浜市長政経塾出身者。 で、市長選に出るときに、多選だった前市長をこてんぱんにメディアを使ってたたいていたのだが、実は現市長は前市長の秘書で、(前)は(現)に信頼をしていたが、(現)が裏切るような形で立候補したそうだ。 まぁ、今の横浜市も“程よく”なっていると思うのだがなぁ…