今日の主な勉強内容(といいつつ、受験数学参考書レビュー)。

駿台 分野別受験数学の理論(5) ベクトル 編をやる ISBN:4796112774

どうやら、この本は、SEG出版から出ていた「受験参考書」がSEGから出す事が出来なくなり、代

わりに駿台から出す事になったようだ。

さて。 今日はP.40あたりまで読んだのですが、そこまでの僕のレビュー。



結構、わかりやすいような気がする。 高2の時の数Bの授業では、「どうやって授業を潰して、試験範囲を縮めるか」を中心に考えて授業を受けていたので、とりあえず買ってみた「H野M宏のベクトルが…」のシリーズよりかは理解しやすい。 あの本はもっと金を出すから紙質を良くしてほしいような気がするのだが…。

ところが、この本(受験参考書ね)は、この本でしか使用していない記号が若干出ているようで困る。
たとえば、ベクトルの成分表示はたいていの教科書では、

OA=(1,2)

と表示されるものであるのに、[ベクトルOA=(1,2)]この本は、縦ベクトルを利用しているんですよ

/  \
│ 1 │
│ 2 │
\  /

(こんなカンジかな…)

で、これを利用するいいわけが…

1つ目の理由は、座標とベクトルを混同してしてしまう事が多いからです
2つ目の理由は、見やすいからです。

実際の入試では特に問題文が断り書きがない限りどちらを使用してもかまいませんし、(実際、大

学以上の講義では縦ベクトルを多く使う)、高校生向けの本で横ベクトルを多く使う理由は、「行

を多く使ってしまう」事によるものですから、読者のわかりやすさのためには紙面を惜しまないと言う

、このほんの姿勢から縦ベクトルを採用するものです。

ありがたい、この本の方針で縦ベクトルを利用させて頂いているのですね…
で、ちょっと疑問なのは、大学以上の抗議では縦ベクトルを多く使うということが疑問なんで

すよ… 大学生諸氏の方にこの話は本当なのか と言う事を問題提起して、今日の僕のblogのネタとさ

せて頂きます。 あ、別にコメントを無理につけて頂く必要は無いのですが、もし、本当だったら僕が

へぇ… と感心するだけですので。

で、もう一個 内積の時に独特な記号が使われているみたいなのですが、僕がまだ内積の分野までペー

ジを進めていないので、内積まで行って、その時にネタが無い場合に、更新をしたいと思いま

す。